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- ARMアーキテクチャ1985消費電力の小ささを強みとするCPU命令セットの系統。スマートフォンやタブレットのほぼすべてに採用され、近年はPCやサーバーにも広がった。モバイル時代の主役となったアーキテクチャ。
- IBM PC (5150)1981IBMが発売した最初のパーソナルコンピュータ。仕様を公開したオープンな設計だったため互換機(PC/AT互換機)が大量に生まれ、x86とMS-DOSを軸にした巨大なPCエコシステムの起点になった。
- Apple II1977スティーブ・ウォズニアックが設計した、初期のヒット家庭用パーソナルコンピュータ。カラー表示と拡張スロットを備え、表計算ソフトVisiCalcの登場とともにビジネスにも普及して、PCが一般に広がる先駆けとなった。
- Apple Newton1993Appleの携帯情報端末(PDA)。手書き認識を売りにしたが時代に早すぎ、後のスマートデバイスを予感させた失敗作。
- Apple Lisa1983Appleが出したGUI搭載の高価なパソコン。商業的には失敗したが、Macintoshへ続く道を開いた。
- Altair 88001975雑誌の表紙を飾り、自作キットとして売られた初期のマイクロコンピュータ。スイッチとランプだけの素っ気ない箱だったが、ホビイストの心に火をつけた。ビル・ゲイツとポール・アレンがこの機械向けにBASICを書いたことで、マイクロソフトの出発点にもなった。
- Intel 40041971世界初の商用マイクロプロセッサとされる4ビットCPU。電卓向けに作られたが、計算の中枢を一枚のチップに収めたことで「一つのチップに乗るコンピュータ」の時代を開いた。日本のビジコン社との協業から生まれた点も知られる。
- x86アーキテクチャ1978Intel 8086に始まるCPU命令セットの系統。IBM PCに採用されて以降、PC市場の事実上の標準となり、後方互換を保ちながら現在まで拡張され続けている。長く生き残った「枯れて強い」アーキテクチャの代表。
- ENIAC1945真空管約18,000本を用いた、初期の大規模な電子式汎用計算機。米国で弾道計算のために作られた。配線の差し替えでプログラムする方式で、巨大な部屋を埋め尽くす物量が「計算機械」の時代の幕開けを象徴した。
- MSX1983アスキーとマイクロソフトが提唱した、各社共通仕様の家庭用パソコン規格。安価でメーカーをまたいでソフトが動く統一規格として、子供のプログラミング入門機にもなった。日本発の規格として海外にもファンが多い。
- 解析機関(バベッジ)1837チャールズ・バベッジが構想した、歯車式で動く汎用の機械計算機。条件分岐やループ、記憶装置にあたる仕組みを備え、現代コンピュータの概念をほぼ先取りしていた。当時の技術では完成しなかったが、エイダ・ラブレスが最初のプログラムを書いたことでも知られる。
- Cray-11976象徴的なスーパーコンピュータ。独特のC字型筐体とベクトル演算で、科学計算の最高峰として名を馳せた。
- ゲームギア1990セガの携帯ゲーム機。カラー液晶を売りにしたが、電池消費の激しさなどでゲームボーイに及ばなかった。
- ゲームボーイ1989任天堂の携帯型ゲーム機。性能を抑え白黒画面にした代わりに低消費電力と低価格・頑丈さを実現し、携帯ゲーム機の市場を決定づけた。枯れた技術を組み合わせて大成功した設計の代表例とされる。
- Commodore 641982世界で最も売れた家庭用パーソナルコンピュータとも言われる8ビット機。安価で音と映像に強く、欧米のデモシーンやゲーム文化を育てた。日本では馴染みが薄いが、海の向こうでは多くの人の「最初のコンピュータ」だった。
- 3.5インチフロッピー硬いケースに入った小型フロッピー。保存アイコンの原型で、長くデータ受け渡しの標準だった記録メディア。
- CD-ROM1985音楽CDの技術を流用した、大容量の読み出し専用メディア。フロッピーの数百倍の容量で、音声や動画を含むソフトやゲームの配布を可能にし、マルチメディア時代を切り開いた。
- 磁気コアメモリ1953小さなフェライトのリングに電流で磁気の向きを書き込み、情報を保持した初期の主記憶装置。電源を切っても消えない不揮発性で、半導体メモリが登場するまでコンピュータの記憶を担った。手作業で配線された姿は工芸品のようでもある。
- Zipドライブ1994フロッピーより大容量のリムーバブルディスク。大きなファイルの持ち運び手段として一時広まったが、CD-RやUSBに押された。
- シフトレジスタ複数の入力を1本の線に1ビットずつ並べて順番に送り出す(または受け取る)IC。ファミコンのコントローラーは8ビットの4021というシフトレジスタを使い、8個のボタンの状態をクロックに合わせて1本のデータ線でシリアル転送している。少ない配線で多くの信号を扱える、古い機器の定番の仕組み。
- ジャカード織機1804パンチカードに開けた穴の有無で織り模様を制御した自動織機。ジョゼフ・マリー・ジャカードが実用化した。穴=情報という発想は後のパンチカード計算機やコンピュータの記憶方式へと受け継がれ、「プログラム可能な機械」の原点とされる。
- 集積回路(IC)1958多数のトランジスタなどを一枚のチップに作り込んだ電子回路。部品を一つにまとめることで小型化・低価格化・高信頼化を一気に進め、マイクロプロセッサや現代の電子機器すべての土台になった。
- 真空管1904電流の流れを制御できるガラス管の電子素子。増幅やスイッチングに使え、初期のコンピュータやラジオ・テレビを支えた。発熱と故障の多さが弱点で、後にトランジスタへ置き換わったが、その独特の灯りは今もオーディオ好きを惹きつける。
- スーパーファミコン1990任天堂の16ビット家庭用ゲーム機。豊かな色数と拡大縮小・回転機能で当時の表現力を大きく広げた。ROMカートリッジは暗号化されておらず平文で読めたため、後年のROM解析・改造文化が育つ土壌になった。
- セガサターン1994セガの32ビット家庭用ゲーム機。2D性能に優れ、独特のアーケード移植やマニア向けタイトルで根強い人気を持つ。
- DAT1987デジタル録音できるカセットテープ規格。高音質だが普及は限定的で、後にデータバックアップ用途で使われた。
- トランジスタ1947半導体で電流を制御する小型の電子素子。真空管に比べて小さく壊れにくく省電力で、コンピュータを劇的に小型化した。あらゆる電子機器の基礎部品であり、集積回路(IC)へと発展していく出発点になった。
- ドリームキャスト1998セガ最後の家庭用ゲーム機。早くからネット接続機能を備え、時代を先取りしたが商業的には振るわなかった。
- NINTENDO641996任天堂の64ビット家庭用ゲーム機。本格的な3Dゲームとアナログスティック、4人同時プレイを家庭に持ち込んだ。ROMカートリッジ最後の主力世代で、暗号化されたメディアにより吸い出しはSFCより難しくなった。
- ハードディスク(HDD)1956回転する磁気円盤に磁気ヘッドで読み書きする大容量の記憶装置。IBMが初号機を発売した当初は巨大で高価だったが、年々小型大容量化し、長くPCの主記憶媒体を担った。後にSSDへ主役を譲りつつある。
- Palm1996手のひらサイズの携帯情報端末(PDA)。手書き入力Graffitiと手軽さで普及し、スマホ前夜の携帯端末を代表した。
- VAX1977DEC社の32ビットミニコン。大学や研究機関に広く普及し、初期のインターネットやUNIX文化を支えた。
- パンチカード1890厚紙に開けた穴の位置で情報を表した記録・入力メディア。ホレリスが国勢調査の集計に使い、後にIBMの事業の柱となった。プログラムやデータをカードの束で持ち運んだ時代の象徴で、ジャカード織機の発想を受け継いでいる。
- PCエンジン1987NECとハドソンの家庭用ゲーム機。小型で高い表現力を持ち、CD-ROMを早くから採用したことで知られる。
- PC-98011982NECの16ビットパソコンで、長らく日本のPC市場で圧倒的なシェアを握った。独自規格ながら膨大なソフト資産を抱え、「98(キュウハチ)」の愛称で親しまれた。Windows/DOS-V互換機の波に飲まれるまで、日本のビジネスとゲームを支えた。
- PC-88011981NECの8ビットパソコン。日本のホビーパソコン市場で広く普及し、初期の国産PCゲームや同人ソフトの主戦場になった。海外のC64に対する、日本のホームコンピュータ文化の中心の一つ。
- PDP-111970DEC社のミニコンピュータ。UNIXとC言語が育った機械として知られ、コンピュータ史に決定的な影響を残した。
- ファミリーコンピュータ1983任天堂の8ビット家庭用ゲーム機。安価で高い表現力を持ち、日本の家庭用ゲーム市場を一気に築いた。コントローラの方向キー+ボタンという操作系は、その後の家庭用ゲーム機の基本形になった。
- PlayStation(初代)1994ソニーの家庭用ゲーム機。CD-ROMを採用して3D表現と大容量のゲームを普及させ、ゲームを子供のものから幅広い層のものへ広げた。カートリッジから光ディスクへ、家庭用ゲームの世代交代を決定づけた。
- フロッピーディスク1971薄い磁性体の円盤を使った着脱式の記録メディア。安価で持ち運べる記憶装置としてPC普及期のソフト配布やデータ保存を支えた。容量の小ささから後にCD-ROMやUSBメモリへ置き換わり、いまや保存アイコンの中だけに残る。
- マウス1968画面上のポインタを動かす入力装置。ダグラス・エンゲルバートが公開デモで世に示し、後にゼロックスやAppleがGUIと組み合わせて普及させた。キーボード以外でコンピュータを操る、直感的な操作の入口を開いた。
- マジコンゲーム機のカートリッジスロットに挿し、メモリーカード等に入れたデータを読み込ませる周辺機器の俗称。本来は自作プログラムやバックアップ用途の文脈で生まれた仕組みだが、市販ソフトの不正コピー実行に使われたことで社会問題化し、各国で法規制や裁判の対象となった。技術と権利・違法利用の関係を考える上で象徴的な存在。
- MD(ミニディスク)1992ソニーが出した小型の光磁気記録メディア。録音できる音楽メディアとして普及したが、フラッシュメモリ時代に消えた。
- メガドライブ1988セガの16ビット家庭用ゲーム機。海外ではGenesisの名で大ヒットし、スーパーファミコンとしのぎを削った。アーケード由来の処理性能とソニックに代表される高速感が持ち味で、当時の「ゲーム機戦争」を象徴する一台。
- USB1996周辺機器をPCにつなぐための統一規格。それまで機器ごとにバラバラだった端子を一本化し、抜き差しだけで使える手軽さを実現した。キーボードからストレージ、充電まで担う、現代の事実上の標準コネクタ。
- Raspberry Pi2012手のひらサイズの安価なシングルボードコンピュータ。教育や電子工作のために生まれ、Linuxが動く本物のPCを数千円で触れるようにした。学びと自作の裾野を大きく広げた一台。
- レーザーディスク1981大きな円盤に映像を記録した光ディスク。高画質を売りにしたが、DVDの登場で姿を消した先駆的メディア。
- 65C8161985MOS 6502を16ビットに拡張したCPU。1984年に設計が完了し1985年に市場へ出た。8ビットの6502コードとの互換性を保ちながら16ビット処理を可能にし、スーパーファミコンやApple IIGSに採用された。6502の系譜を16ビット時代へ橋渡しした一台。
- MOS 65021975MOSテクノロジーが作った安価な8ビットCPU。低価格ゆえにApple IIやコモドール、ファミコンなど数多くの機器に採用され、家庭用コンピュータ普及期の主役の一つになった。シンプルな命令系は解析・自作の入口としても親しまれている。
- ワンダースワン1999バンダイの携帯ゲーム機。ゲームボーイの開発者が関わり、省電力と独特の縦持ち対応で知られる。