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PCエンジン

ぴーしーえんじんハード1987

NECとハドソンの家庭用ゲーム機。小型で高い表現力を持ち、CD-ROMを早くから採用したことで知られる。

年表

198710月30日、日本でPCエンジンが発売される
1988CD-ROM²アドオンが日本で発売され、CD-ROMを採用した世界初の家庭用ゲーム機になる

概要

NECが1987年に日本で発売した第4世代の家庭用ゲーム機。北米市場ではデザインを変更した「TurboGrafx-16」として1989年に発売された。16ビットの映像表現を売りにして北米で「16ビット機」として販売されたが、実際のCPUは8ビットだった。1988年にはCD-ROM²というCD-ROMアドオンが日本で発売され、PCエンジンはCD-ROMを採用した世界初の家庭用ゲーム機になった。

種類・系譜

1991年にはバッファRAMを追加してSuper CD-ROM²ディスクを再生できるようにする「Super System Card」が登場し、対応済みのCD-ROM²一体型として注文することもできた。同じく1991年、NECは本体とSuper CD-ROM²を一体化した「PCエンジンDuo」を発売し、北米版は1992年に「TurboDuo」として展開された。日本限定で1994年には追加RAM用の「アーケードカード」を要する「アーケードCD-ROM²」という3種類目のディスク規格も登場した。携帯型の「TurboExpress」や強化仕様の「SuperGrafx」、各種CD-ROMアドオン、一体型モデル、クローン機など多数のバリエーションが存在した。

消えた理由

日本では好調な売れ行きでスーパーファミコンの主要なライバルとなったが、北米市場ではセガ・ジェネシスの発売と時期が重なったこともあり苦戦した。日本市場ではPCエンジンの後継としてPC-FXが登場したのちNECはゲーム機事業から1998年に撤退。北米のTurboGrafx-16も1994年に販売終了となったが、後継機は用意されなかった。

現在

ハドソンはゲームソフトの制作会社として、任天堂のファミコン用に自社が特許を持つ「ビーカード」を使った拡張機構を1985年7月に持ち込んだが、任天堂は製造コストやロイヤリティの問題から採用を見送った。この経緯がのちにハドソンとNECの提携につながり、両社が協力してPCエンジンを開発することになったとされる。1987年10月30日の発売時は、他機種と比べて小型で目を引くデザインが特徴だった。

関連項目

  • メガドライブセガの16ビット家庭用ゲーム機。海外ではGenesisの名で大ヒットし、スーパーファミコンとしのぎを削った。アーケード由来の処理性能とソニックに代表される高速感が持ち味で、当時の「ゲーム機戦争」を象徴する一台。
  • セガサターンセガの32ビット家庭用ゲーム機。2D性能に優れ、独特のアーケード移植やマニア向けタイトルで根強い人気を持つ。
  • ワンダースワンバンダイの携帯ゲーム機。ゲームボーイの開発者が関わり、省電力と独特の縦持ち対応で知られる。

関連技術

出典