フロッピーディスク
ふろっぴーでぃすくハード1971
薄い磁性体の円盤を使った着脱式の記録メディア。安価で持ち運べる記憶装置としてPC普及期のソフト配布やデータ保存を支えた。容量の小ささから後にCD-ROMやUSBメモリへ置き換わり、いまや保存アイコンの中だけに残る。
年表
1971IBMがフロッピーディスクドライブの販売を開始
1972IBMがドライブとフロッピーディスクの米国特許を取得
概要
薄い磁性体の円盤を使った着脱式の記録メディア。安価で持ち運べる記憶装置として、PC普及期のソフト配布やデータ保存を支えた。
時代背景
IBMが1971年にフロッピーディスクドライブの販売を開始し、1972年にドライブとフロッピーディスク自体の米国特許を取得した。初期のフロッピーは汚れやすかったため、開発チームはほこりを拭き取る仕組みを備えた薄い封筒状のケースに収めた。開発責任者ウォーレン・L・ダルジエルは、後に「これほど重要になり普及するとは思ってもみなかった」と振り返っている。
現在
容量の小ささから、後にCD-ROMやUSBメモリへ置き換わっていった。今では多くのソフトウェアの「保存」アイコンとして、その形だけが残っている。
| 種類 | 磁気記録メディア |
|---|
関連項目
- CD-ROM音楽CDの技術を流用した、大容量の読み出し専用メディア。フロッピーの数百倍の容量で、音声や動画を含むソフトやゲームの配布を可能にし、マルチメディア時代を切り開いた。
- 3.5インチフロッピー硬いケースに入った小型フロッピー。保存アイコンの原型で、長くデータ受け渡しの標準だった記録メディア。
- Zipドライブフロッピーより大容量のリムーバブルディスク。大きなファイルの持ち運び手段として一時広まったが、CD-RやUSBに押された。
- ハードディスク(HDD)回転する磁気円盤に磁気ヘッドで読み書きする大容量の記憶装置。IBMが初号機を発売した当初は巨大で高価だったが、年々小型大容量化し、長くPCの主記憶媒体を担った。後にSSDへ主役を譲りつつある。
- USB周辺機器をPCにつなぐための統一規格。それまで機器ごとにバラバラだった端子を一本化し、抜き差しだけで使える手軽さを実現した。キーボードからストレージ、充電まで担う、現代の事実上の標準コネクタ。