USB
周辺機器をPCにつなぐための統一規格。それまで機器ごとにバラバラだった端子を一本化し、抜き差しだけで使える手軽さを実現した。キーボードからストレージ、充電まで担う、現代の事実上の標準コネクタ。
概要
周辺機器をパソコンにつなぐための統一シリアルバス規格。USB 1.0は1996年1月15日に公開され、Compaq・DEC・IBM・Intel・Microsoft・NEC・Nortelの7社によって1995年から開発が進められた。策定・普及を担う非営利団体USB Implementers Forum(USB-IF)は、USB規格を開発した企業グループによって設立された。
利点と代償
USB登場以前のパソコンは、シリアルポート・パラレルポート・ゲームポート・Apple Desktop Bus(ADB)ポートなど、機器の種類ごとに異なる規格の端子を背面にいくつも並べる必要があった。USBはこれらの端子を置き換え、パソコンへの外部機器接続を根本的に簡単にすることを目指して作られた規格である。
種類・系譜
USB規格はその後も転送速度を伸ばしながら版を重ねてきた。USB 1.0(1996年、Low Speed 1.5Mbit/s・Full Speed 12Mbit/s)に続き、USB 1.1(1998年)、USB 2.0(2000年、High Speed 480Mbit/s)、USB 3.0(2008年、5.0Gbit/s)、USB 3.1(2013年、10Gbit/s)、USB4(2019年、20〜40Gbit/s)、USB4 2.0(2022年、最大80Gbit/s)と、コネクタ形状(Type-A、Type-B、Type-C等)と合わせて世代を重ねている。
現在
USB-IFは現在も非営利団体としてUSB規格の普及と互換性検証を担っており、Apple・HP・Intel・Microsoft・Renesas Electronics・STMicroelectronics・Texas Instrumentsといった企業が理事会に名を連ねている。キーボードやマウスといった入力機器から、ストレージ、映像出力、給電(USB PD)まで幅広い用途を1本の規格でまかなう、現代のパソコン・スマートフォンにおける事実上の標準コネクタになっている。
| 種類 | シリアルバス規格 |
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