解析機関(バベッジ)
かいせききかんハード1837
チャールズ・バベッジが構想した、歯車式で動く汎用の機械計算機。条件分岐やループ、記憶装置にあたる仕組みを備え、現代コンピュータの概念をほぼ先取りしていた。当時の技術では完成しなかったが、エイダ・ラブレスが最初のプログラムを書いたことでも知られる。
概要
チャールズ・バベッジが構想した、歯車式で動く汎用の機械計算機。現代のコンピュータと同じ「命令のリスト」に沿って動作する設計だった。バベッジ自身も、この計算機が命令リストに従って動く必要があることを理解していた。
時代背景
バベッジの操作リストの草稿は1837年頃のものが残っている(MS Buxton 7.6)。バベッジは強い個性で資金提供者と衝突することもあったが、開いた「サロン」には社交界の名士が集まり、その中に若きエイダ・ラブレスもいた。ラブレスは彼のアイデアに魅了された一人だった。
文化的な位置づけ
詩人バイロン卿と、数学的な素養を持つ妻イザベラの娘であったラブレスは、高い水準で数学を学んでいた。1843年、彼女はバベッジの未完成の解析機関についての論文(バベッジと共同)を発表した。
| 方式 | 歯車式・機械計算 |
|---|---|
| 状態 | 構想のみ(未完成) |