マジコン
まじこんハード
ゲーム機のカートリッジスロットに挿し、メモリーカード等に入れたデータを読み込ませる周辺機器の俗称。本来は自作プログラムやバックアップ用途の文脈で生まれた仕組みだが、市販ソフトの不正コピー実行に使われたことで社会問題化し、各国で法規制や裁判の対象となった。技術と権利・違法利用の関係を考える上で象徴的な存在。
概要
ゲーム機のカートリッジスロットに挿し、メモリーカードなどに入れたデータを読み込ませて起動させるための周辺機器の俗称。「マジックコンピューター」の略とされ、ソフトウェア供給媒体(ROMカートリッジ等)のインタフェースを模倣することで機能する。台湾のメーカーが製造した「スーパーマジコン」という製品が語源とされ、スーパーファミコン用のコピーツールとして一般に広まったとされる呼び方だという。
名前の由来
「マジコン」という呼び方自体は、台湾で製造された「スーパーマジコン」という特定の製品名に由来するとされる。もともとはスーパーファミコン用のコピーツールを指す呼び方だったが、そこから一般化し、特定の1製品ではなくこの種の周辺機器全般を指す俗称として使われるようになったとされる。
現在
任天堂などの権利者はマジコン販売業者に対して法的措置を取ってきたとされ、日本では不正競争防止法の改正や関税法上の扱いなど、法規制の対象として議論されてきた経緯があるとされる。技術と著作権・法規制の関係を考える上で象徴的な事例として語られることが多い。
| 種類 | ゲーム機用周辺機器 |
|---|---|
| 論点 | 著作権・法規制 |
関連項目
- NINTENDO64任天堂の64ビット家庭用ゲーム機。本格的な3Dゲームとアナログスティック、4人同時プレイを家庭に持ち込んだ。ROMカートリッジ最後の主力世代で、暗号化されたメディアにより吸い出しはSFCより難しくなった。
- リバースエンジニアリング完成した製品やプログラムを分解・解析して、その仕組みや設計を読み解く行為。ソフトウェアでは逆アセンブルなどで内部の動きを追う。古いソフトやゲームの「痕跡」を読む作業の中核であり、この営みの最大の武器。