← 辞書トップへ辞書: ソフト
- RPGツクール1992プログラミングなしでRPGを制作できるツール。多くの人が初めてゲームを作る入口となり、フリーゲーム文化の土台を築いた。
- ICQ1996初期に広まったインスタントメッセンジャー。番号で相手を識別し、リアルタイムに短い文章をやり取りする文化を一般に広めた。後のチャット・メッセージアプリの先駆けとなったソフト。
- IDA(IDA Pro)1991ベルギーのHex-Rays社が開発・販売する、商用リバースエンジニアリングの業界標準ツール。実行ファイルを逆アセンブルして解析する分野で長く事実上の定番だった。原型は1991年にIlfak Guilfanovが書いたDOS用ツールで、後に商用の「IDA Pro」へと育った。高機能版は年間数十万〜数百万円と高額だが、機能を絞った無料版「IDA Free」も提供されている。
- Emacs1976拡張性を極限まで追求したテキストエディタ。Lispで自由にカスタマイズでき、メール・ファイル管理・果てはゲームまで動く「エディタを超えた環境」。Vimとの宗教戦争でも知られ、半世紀近く熱心な使い手に支えられている。
- IrfanView1996非常に軽量な画像ビューア。膨大な形式に対応し、起動の速さと簡易編集で長く定番として使われ続けている。
- Inkscape2003無料・オープンソースのベクター画像エディタ。SVGを標準形式とし、Illustratorの代替として広く使われる。
- Internet Archive1996Webページや書籍・ソフトを大規模に保存している非営利のデジタル図書館。Wayback Machineで過去のサイトを遡れることで知られる。消えていく情報を残すという、ネット文化のもう一つの良心とも言える存在。
- Winamp1997MP3再生で一世を風靡した音楽プレイヤー。見た目を自由に着せ替えるスキン機能が人気で、自分のPCを飾る楽しさを広めた。MP3とともにあった、ネット音楽黎明期の象徴的ソフト。
- Vim1991viを継承した、キーボードだけで高速に編集できるテキストエディタ。モードを切り替えて操作する独特の流儀は習得が難しいが、慣れると手放せなくなる。サーバー上での編集など、今も現役で使われ続ける道具。
- WinMX2000かつて広く使われたP2Pファイル共有ソフト。ファイル交換文化の中心となったが、著作権問題の象徴ともなった。
- WinRAR1995.rar形式を扱える定番の圧縮・解凍ソフト。試用期間が終わっても使い続けられる「永遠の試用版」として有名で、半ば伝説的に親しまれた。世界中のWindows PCに入っていた、もう一つの圧縮ソフトの代表。
- AviUtl1997日本製の無料の動画編集・加工ソフト。プラグインで大きく拡張でき、ニコニコ動画など投稿文化を技術面で支えた立役者。
- NScripter1999日本製のノベルゲーム制作ツール。軽量なスクリプトで動き、多くの同人ノベルゲームに使われた。
- FFFTP1997日本製のFTPクライアント。個人サイト全盛期にファイル転送の定番として広く使われた。後にオープンソース化され引き継がれている。
- LHA吉崎栄泰氏が開発した日本発のファイル圧縮アーカイバ。.lzh形式は日本のPC通信やフリーソフト配布の標準として長く使われた。無償で公開された圧縮技術が、限られた回線容量の時代の文化を支えた。
- Audacity2000無料・オープンソースの音声編集ソフト。録音・切り貼り・エフェクトが手軽にでき、podcastや動画制作の定番。
- OBS Studio2012無料・オープンソースの配信/録画ソフト。実況・ライブ配信文化を技術面で支え、事実上の標準となった。
- OpenOffice.org2000無料のオフィススイート。商用Officeの代替として広まり、後にLibreOfficeへと主流が移っていった。
- Opera1995ノルウェー発のWebブラウザ。タブブラウズやマウスジェスチャなど先進機能を早くから取り入れ、軽量さで根強い支持を得た。
- Git2005リーナス・トーバルズが作った分散型のバージョン管理ソフト。誰がいつ何を変えたかを記録し、大勢での共同開発を支える。GitHubなどとともに、現代のソフト開発に欠かせない道具になった。
- 起動USB作成ツールOSのインストールイメージをUSBメモリに書き込み、起動可能にするツール群。光学ドライブの衰退とともに必需品となった。
- Ghidra2019アメリカのNSA(国家安全保障局)が長年自社開発し、2019年にオープンソースとして一般公開したリバースエンジニアリングツール。コンパイル済みの実行ファイルを逆アセンブル・逆コンパイルし、機械語の塊からプログラムの構造を読み解ける。無料でありながら商用のIDAに匹敵する機能を持ち、静的解析の定番として一気に普及した。
- 吉里吉里1998日本製のノベルゲーム制作エンジン。スクリプトで分岐や演出を記述でき、同人ビジュアルノベル文化を技術面で支えた。
- GIMP1996無償で使える高機能な画像編集ソフト。Photoshopの代替を目指したオープンソースプロジェクトで、レイヤーやフィルタなど本格的な機能を備える。お金をかけずに本気の画像編集ができる選択肢を広く提供してきた。
- Krita無料・オープンソースのペイントソフト。デジタル絵に特化し、ブラシ表現の豊かさでイラスト制作に広く使われる。
- サクラエディタ1998日本製のオープンソースのテキストエディタ。Windowsで軽快に動き、正規表現や強調表示を備え、多くの開発者・物書きに長く使われてきた。
- Thunderbird2003Mozillaによる無料・オープンソースのメールソフト。Firefoxの兄弟として登場し、長く定番のデスクトップメーラーとなっている。
- Janetterかつて人気を集めたTwitterのデスクトップ・クライアント。API制限の変化で多くのサードパーティ製クライアントが姿を消した時代を象徴する。
- Susie1994プラグインを足すことで多様な画像形式を表示できた、定番の国産画像ビューア。「Susieプラグイン」という拡張の仕組みが広まり、他のソフトでも画像読み込みに流用されるなど、画像まわりの文化に大きな影響を残した。
- Stirling1998世紀末に広く使われた、定番のバイナリエディタ。ファイルの中身を16進数で直接眺めて書き換えられる。並んだ数字の中に文字列やパスといった「人間が読める痕跡」が浮かび上がる瞬間に、低レイヤの面白さが詰まっている。
- Snes9x1997スーパーファミコンのソフトをPC上で動かすエミュレータ。正確なエミュレーションと使いやすさから定番として親しまれ、レトロゲーム保存やROM解析・デバッグの現場でも活躍する。当時の機械を今の環境で動かす橋渡し役。
- sed1974ストリームエディタ。テキストを1行ずつ受け取り、置換や抽出を行うUnixの定番コマンド。スクリプトの中で重宝される。
- 7-Zip1999オープンソースの圧縮・解凍ソフト。高圧縮の7z形式と多形式対応で、無料の定番アーカイバとして広く使われている。
- Turbo Pascal1983Borland社が出した統合開発環境つきのPascalコンパイラ。エディタとコンパイラを一体化し、極めて高速なコンパイルと安価さで一時代を築いた。後の統合開発環境の原型のひとつ。
- ダウンロード支援ソフト細い回線の時代に、分割ダウンロードや中断再開でファイル取得を助けたツール群の総称。回線が不安定だった頃の必需品だった。
- ChatGPT2022OpenAIが公開した対話型のAIサービス。自然な文章で質問に答え、文章作成やプログラミングまでこなす。公開直後に爆発的に広まり、生成AIを一般の人々の日常に持ち込んだ象徴的な存在。
- dBASE1980初期のパソコン向けデータベース管理ソフト。独自のコマンド言語を持ち、業務アプリ開発の定番として広く使われた。多くの互換製品(xBase)を生んだ。
- Tera Term1994日本発のターミナルエミュレータ。telnet/SSH接続やマクロ機能を備え、サーバ管理や組み込み開発の現場で長く定番として使われている。
- TeraPadシンプルで軽い国産のフリーのテキストエディタ。余計な機能をそぎ落とした使い心地で、プログラミングやHTML書きの入口として広く使われた。素朴な道具が長く愛される好例。
- Docker2013アプリとその動作環境をひとまとめに箱詰めして、どこでも同じように動かせるようにするソフト(コンテナ技術)。環境の違いに悩まされる問題を和らげ、クラウド時代の開発・運用を大きく変えた。
- Netscape Communicator1997Netscape社のブラウザにメール等を統合したスイート。ブラウザ戦争のさなかに登場し、後にソースが公開されMozilla/Firefoxの源流となった。
- Notepad++2003Windows向けの軽量なテキストエディタ。多言語の構文強調やプラグインを備え、無料エディタの定番として広まった。
- PuTTY1999Windows向けの軽量なSSH/telnetクライアント。サーバ管理者に長く使われ続けている定番ツール。
- VisiCalc1979世界初の本格的な表計算ソフト。数字を入れ替えると関連する計算が一斉に更新される仕組みが画期的で、これ目当てにApple IIを買う人が続出した。「これがやりたいから機械を買う」キラーソフトの元祖。
- 秀丸エディタ日本で長く愛用されてきた定番のテキストエディタ。軽快な動作とマクロによる強力なカスタマイズで根強い支持を集め、シェアウェアながら現在も開発が続く。日本のPC文化を支えた国産ソフトの一つ。
- ファイル共有ソフトP2Pでファイルを交換するソフト群の総称。ネットワーク越しに直接やり取りする仕組みは、著作権や情報流出の社会問題とも結びついた。
- FileZilla2001無料・オープンソースのFTPクライアント。クロスプラットフォームで動き、現代のファイル転送の定番のひとつ。
- Visual Studio Code2015マイクロソフトが公開した無料のコードエディタ。軽快さと豊富な拡張機能で急速に広まり、多くの開発者の標準的な作業道具になった。Web技術で作られている点も特徴。
- VLC media player2001ほぼあらゆる形式を追加コーデックなしで再生できるオープンソースのメディアプレイヤー。「困ったらVLC」の定番。
- foobar20002002高度にカスタマイズできる軽量な音楽プレイヤー。音質重視・拡張性重視のユーザーに長く支持されている。
- Photoshop 1.01990Adobeの画像編集ソフトの最初のバージョン。写真をデジタルで加工するという作業を一般に広め、「フォトショ」という言葉が画像加工そのものを指すまでになった。創作と編集の道具の定番。
- Blender 最古ソース1994現存する最古のBlenderのソースコード。中心となるblender.cはわずか80バイトほどしかなく、後に巨大な3D制作ソフトへ育つソフトの「誕生の日」を読める貴重な記録。1994年1月2日のソースとして知られる。
- ペイント(MS Paint)1985Windowsに標準で付属する素朴なお絵描きソフト。本格的な機能はないが、誰のPCにも必ずあるという気軽さで、多くの人の初めての画像編集体験になった。ドット単位で絵を打つ原始的な楽しさが今も残る。
- Becky! Internet Mail1996日本製のメールソフト。軽快さと細かな振り分け・カスタマイズ性で長く愛用された定番。シェアウェア文化の代表例のひとつ。
- MikuMikuDance2008無料の3Dアニメーション制作ソフト。初音ミク等のモデルを躍らせる動画文化を生み、個人が3D映像を作る裾野を一気に広げた。
- Media Player Classic2003軽量で多くの動画形式を再生できるフリーの動画プレイヤー。古いWindows Media Player風の見た目ながら、コーデックを揃えればほぼ何でも再生できることから定番として広く使われた。重い純正プレイヤーへの静かな抵抗。
- Lhaplus多数の圧縮形式に対応した国産のフリー解凍ソフト。Windowsで.lzhや.zipなどを右クリックひとつで扱える手軽さから、定番ツールとして広く普及した。フリーソフト全盛期の「とりあえず入れる」一本。
- RealPlayer1995初期のインターネット上でストリーミング再生を実現したメディアプレイヤー。回線が細い時代に音声・動画を逐次再生できることで広まった。
- LibreOffice2010OpenOfficeから派生した無料・オープンソースのオフィススイート。文書・表計算・プレゼンを扱える。
- Lunar Magic2000『スーパーマリオワールド』のステージ改造に特化した、海外発の定番ツール。ROMの内部データを読み解いてマップやグラフィックを編集でき、長年にわたり世界中のマリオ改造(ハック)文化を支えてきた。特定の一作に深く根を張った、解析ツールの一つの到達点。
- Lotus 1-2-31983表計算・グラフ・データベースを統合した表計算ソフト。IBM PC時代に絶大なシェアを誇り、ビジネス用パソコン普及の原動力となった。後にExcelに置き換えられていった。
- 六角大王1992線画を描くだけで立体を作れる、独自の発想で知られた国産3Dモデリングソフト。2次元のドローツールと同じ要領で描いた絵から、左右対称性をもとに奥行きを自動計算して3D形状を起こす。1990年の雑誌掲載BASICプログラムに始まり、PC-9801版・Macintosh版を経てWindows版・製品版「六角大王Super」へ発展。人体モデリングに強く、キオ式初音ミクなどMMDのモデル作成にも使われ、後のVTuber文化の土台を下支えした。
- WordStar1978初期に広く普及したワープロソフト。キーボードだけで文章を編集する操作体系を確立し、多くの物書きに使われた。一部の作家が今も愛用していることでも知られる、息の長いソフト。
- WordPerfect1979DOS時代に広く使われたワープロソフト。独特のキー操作と「画面に書式記号を表示する」機能で知られ、Word普及前の定番だった。
- YY-CHRレトロゲームのROMに入っているドット絵(キャラクタデータ)を直接見て編集できるツール。8ビット・16ビット機のグラフィック形式を扱え、ROM解析や改造の定番道具として親しまれている。