WordPerfect
わーどぱーふぇくとソフト1979
DOS時代に広く使われたワープロソフト。独特のキー操作と「画面に書式記号を表示する」機能で知られ、Word普及前の定番だった。
時代背景
ブリガムヤング大学(BYU)のコンピュータ科学教授アラン・アシュトンと、同大学の大学院生だったブルース・バスチャンの協力関係は1976年に始まった。二人はまずBYUのマーチングバンドの隊形を3次元グラフィックスで表示するソフトウェアを開発していた。バスチャンが修士号を取得した後、二人は1979年、オレム市のData General社製ミニコンピュータシステム向けにワードプロセッシングシステムを設計する仕事を引き受けた。作成したソフトウェアの権利を自分たちで保有することを決め、独立した会社を通じて販売する道を選び、1980年にSatellite Software International(SSI)を設立してWordPerfect 1.0の販売を開始した。当初の宣伝は主に口コミに頼っていたという。
概要
開発の役割分担は、バスチャンがプログラムの改良を監督し、アシュトンは午前中にBYUで教鞭を執り、午後はプログラム開発と自分の授業を受ける優秀な学生の勧誘に従事するというものだった。1982年、社名はSSIから「WordPerfect Corporation」へと変更された。1987年、アシュトンはBYUを退職しWordPerfectの会長兼CEO職に専念し、同年ユタ州中小企業協会から「起業家賞」を受賞した。1993年には従業員5000人以上・売上7億ドル以上に成長し、1994年にNovellに買収された。
関連項目
- MS-DOSマイクロソフトがIBM PC向けに提供したコマンドライン方式のOS。文字を打ってコンピュータを操作する時代を象徴し、後のWindowsの土台になった。今もWindowsの「コマンドプロンプト」にその面影が残る。