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Netscape Communicator

ねっとすけーぷこみゅにけーたソフト1997

Netscape社のブラウザにメール等を統合したスイート。ブラウザ戦争のさなかに登場し、後にソースが公開されMozilla/Firefoxの源流となった。

時代背景

1997年末時点でNetscapeはブラウザ市場のおよそ62%を占め、Internet Explorerの35%を上回っていたが、IEは世界の主要OSであるWindowsにあらかじめインストールされているという強みを持っていた。1998年1月23日、Netscapeはブラウザの無償配布に加え、次世代Communicatorスイートのソースコードを公開するという、業界で「狂っている」と評された2つの重大な発表を行った。この文書自体を執筆したのは、実際にプロジェクトに携わったジム・ハマーリー・トム・パキン・スーザン・ウォルトンの3名である。

概要

Netscapeは1998年第1四半期末までにソースコードを公開すると約束し、3月31日の期限に向けた全社的なプロジェクト「Project Source 331」を展開した。主な課題は、75以上のサードパーティ製モジュールの処理(削除するか、バイナリ形式のまま残すか、ソースを公開するか)、通称「Java-ectomy(Java摘出手術)」と呼ばれたJavaコードの除去、暗号化モジュールの削除だった。発表の翌晩、Netscapeのジェイミー・ザウィンスキーがmozilla.orgドメインを登録し、分散開発プロジェクトの構想図を描いた。mozilla.orgは、当初から意図的にメンテナーとしての役割を担う組織として設計されたという。

関連項目

  • ThunderbirdMozillaによる無料・オープンソースのメールソフト。Firefoxの兄弟として登場し、長く定番のデスクトップメーラーとなっている。
  • Netscape Navigator1990年代のWebを代表したブラウザ。多くの人が初めてインターネットに触れた窓口で、JavaScriptやクッキーなど今に続く技術もここから生まれた。後にInternet Explorerとの「ブラウザ戦争」を繰り広げた。

関連技術

出典