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Internet Explorer

いんたーねっとえくすぷろーらWeb文化1995

マイクロソフトのWebブラウザ。Windowsに標準搭載されて一時はブラウザ市場をほぼ独占した。独自仕様も多く後年は互換性の悩みの種になったが、長く使われ、2022年に役目を終えた。

時代背景

1995年、マイクロソフトはSpyglass社の「Mosaic」技術をライセンスし、これを自社のInternet Explorerブラウザに用いた。しかしマイクロソフトはInternet Explorerを無料で配布してブラウザ市場のシェア拡大を図ったため、ロイヤリティの支払いを巡ってSpyglassとの間に紛争が生じた。1997年1月、両社はこの紛争を和解させ、Spyglassは現金750万ドルとソフトウェア・サービス50万ドル相当、合計800万ドルを受け取った。当時Spyglassは上場後初めての赤字(第1四半期に150万ドルの損失)を計上していたという。

現在

2022年6月15日、マイクロソフトはInternet Explorer 11を正式に引退させた。公式ブログは「25年以上にわたり人々がWebを使い、体験する手助けをしてきたInternet Explorer(IE)は、本日をもって正式に引退し、サポート対象外となった」と述べている。数か月をかけて、Internet Explorerを開くと自動的にMicrosoft Edgeへリダイレクトされるようになり、利用者のお気に入り・パスワード・設定は自動的に引き継がれた。古いWebサイトへの対応のため、Microsoft Edgeには「IEモード」が組み込まれ、ツールバーの「Reload in IE mode」ボタンで切り替えられる。企業のIT管理者はサイトリストを使ってIEモードの適用を自動化でき、IEモード自体は2029年まで継続的にサポートされる予定だという。

開発元Microsoft
状況サポート終了(2022)

関連項目

  • Netscape Navigator1990年代のWebを代表したブラウザ。多くの人が初めてインターネットに触れた窓口で、JavaScriptやクッキーなど今に続く技術もここから生まれた。後にInternet Explorerとの「ブラウザ戦争」を繰り広げた。
  • Mosaic文章と画像を同じ画面に並べて表示できた、初期のGUI Webブラウザ。それまで専門家のものだったWebを一般の人にも見やすくし、Webが爆発的に広まるきっかけになった。後のNetscapeへとつながる。

関連技術

出典