ICQ
あいしーきゅーソフト1996
初期に広まったインスタントメッセンジャー。番号で相手を識別し、リアルタイムに短い文章をやり取りする文化を一般に広めた。後のチャット・メッセージアプリの先駆けとなったソフト。
時代背景
ICQを生んだMirabilis社は、ヤイル・ゴールドフィンガー・セフィ・ヴィギサー・アムノン・アミール・アリック・ヴァルディという4人の若い技術者が、アミール宅での卓球大会をきっかけに立ち上げた会社だった。最初の事業構想は、ポケットベルをインターネットに接続する「MetaWear」というものだったが、開発を進める中で、共同作業のパートナーがオンライン状態にあるかを通知するツールを作ったことから、世界初のインスタントメッセージングソフトICQが偶然生まれた。創業者たちは後に「別のアイデアに進めたはずだったが、規模を考える時間さえなかった。純粋な運命だった」と振り返っている。
現在
アリック・ヴァルディの父ヨッシー・ヴァルディは、1970年代に27歳で政府開発省の長官を務め、1990年代にはテクノロジー分野でTechem社を共同創業していた実業家だった。彼は市場機会が時間的制約を持つことを見抜き、積極的に投資を進め、ユーザー数の増加予測をもとにAOL経営陣へ直接売却を持ちかけた。1998年6月、当時従業員70名(大半が勤続1年未満)だったMirabilisは、現金2億8700万ドルと業績達成時の追加1億2000万ドル、合計約4億700万ドルでAOLに売却された。これはイスラエル初の大型エグジットとされ、「exit」という言葉自体をヘブライ語圏に広めるきっかけになったという。
| 種類 | メッセンジャー |
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