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ペイント(MS Paint)

ぺいんとソフト1985

Windowsに標準で付属する素朴なお絵描きソフト。本格的な機能はないが、誰のPCにも必ずあるという気軽さで、多くの人の初めての画像編集体験になった。ドット単位で絵を打つ原始的な楽しさが今も残る。

時代背景

マイクロソフトは当初、自社のマウス製品に「Doodle」という簡単な描画プログラムを同梱していたが、競合のMouse Systemsが独自のマウスとともに「PCPaint」を売り出したことに対抗するため、より良い描画プログラムを必要としていた。そこでZSoft社の「PC Paintbrush」をライセンスし、マウスドライバのバージョン4以降(少なくとも1989年のバージョン7まで)に搭載した。1985年11月にWindows 1.0とともに登場した「Microsoft Paint」は、これとは別にマイクロソフト自身が開発した単色のみの原始的なプログラムで、24種類のツールを備え、独自形式「MSP」でのみファイルの読み書きができた。

概要

Windows 2向けにZSoftがポーティングしたPC Paintbrushはカラー対応だったが、当時のWindowsがカラービットマップに対応していなかったため、EGA/VGA固有の工夫を必要とした。Windows 3.0以降、マイクロソフトはPC Paintbrushのカラー版をWindowsの標準コンポーネントとしてバンドルするようになり、ユーザーインターフェースを刷新し、真のカラー表示とBMP・PCX形式への対応を実現した「Paintbrush」として、旧来の「Paint」を置き換えた。

種類ペイントソフト
付属Windows標準

関連項目

  • Photoshop 1.0Adobeの画像編集ソフトの最初のバージョン。写真をデジタルで加工するという作業を一般に広め、「フォトショ」という言葉が画像加工そのものを指すまでになった。創作と編集の道具の定番。
  • Windows 1.0MS-DOS上で動くGUIシェルとしてのWindowsの最初期版。ウィンドウやマウス操作を持ち込んだが当時は性能が追いつかず普及しなかった。後に大成功するWindowsシリーズの、ぎこちない第一歩。

関連技術

出典