OBS Studio
おーびーえすすたじおソフト2012
無料・オープンソースの配信/録画ソフト。実況・ライブ配信文化を技術面で支え、事実上の標準となった。
時代背景
OBSの生みの親ヒュー「ジム」ベイリー本人によれば、開発のきっかけはStarCraftをプレイ中に「ミニマップ」(敵の位置を示す小さな画面)を大きく見たいという単純な必要性だった。本人は「これは馬鹿げて聞こえるだろうけど、StarCraftにはミニマップという小さなものがあって、敵の位置を教えてくれる。それをキャプチャして左の画面に大きく表示するプログラムを作った。敵が来ていないか見つけやすくして、ゲームを少し楽にしたかったんだ」と振り返っている。この最初のキャプチャプログラムは数百行のコードで、グラフィックスや映像キャプチャについて独学で学んだ知識を活用したものだった。StarCraftのsubredditに投稿したところ、「なんだかすごい人気のプログラムへと転がっていった」という。
概要
ベイリーは8歳からのコーダーで、大学に通ったこともなく、1999年に18歳で短期間働いた以外は正式な就労経験がないという。「まともな仕事に就いたことは一度もない」と本人は語る。Twitchからの誘いを含め興味を持たれたこともあったが、「誰かと一緒に働いた経験がないことが露呈して、その面接にはひどく失敗した」とも述べている。OBSを巡っては少なくとも1件の7桁規模(数百万ドル)の買収提案があったというが、ユーザーのためにならないと感じて断ったという。