ダウンロード支援ソフト
だうんろーどしえんそふとソフト
細い回線の時代に、分割ダウンロードや中断再開でファイル取得を助けたツール群の総称。回線が不安定だった頃の必需品だった。
時代背景
ダイアルアップ時代、iriaというソフトが「心強きオトモ」として、ゲーム体験版やオンラインゲームのクライアントのダウンロードに活躍していた。2000年代前半には後継としてIrvine(アーバイン)が登場し、シンプルさを保ちながら、ファイル管理用の「キューフォルダ」機能などで多機能化を果たしたという。同時期に人気だったのがFlashGetで、2001年12月13日公開のv1.00は、Webブラウザ(Internet ExplorerやNetscape Communicator)でのリンククリックを自動監視し、複数に分割してダウンロードする機能、デスクトップの「ドロップ・ゾーン」でのパーセンテージ表示、ダウンロード時刻を指定できるスケジュール機能などを備えていた。
仕組み
これらのソフトが提供した中心的な機能は、中断したダウンロードを途中から再開できる「レジューム機能」と、複数の接続窓を同時に使って高速化する「分割ダウンロード」だった。4Gamerの記事は具体例として、50Kbpsの回線で100MBをダウンロードする場合、通常なら266分かかるところを分割ダウンロード機能で66分に短縮できたと説明している。光回線の普及とともに、こうした機能は次第に不要になっていった。