← 辞書トップへ辞書: 人物
- アラン・チューリング1936計算とは何かを理論的に定式化した数学者。「チューリングマシン」という抽象モデルは今もコンピュータ科学の土台になっている。第二次大戦中の暗号解読でも知られ、計算機の理論と実践の両面に深い影響を残した。
- エイダ・ラブレス1843バベッジの解析機関のために、世界初とされるアルゴリズムを書き残した数学者。機械が単なる計算を超えて記号を扱えると見抜いていた点で、プログラミングという概念の先駆者とされる。
- エドガー・ダイクストラ最短経路アルゴリズムや構造化プログラミングで知られる計算機科学者。「goto文有害論」でも有名。
- グイド・ヴァンロッサムPythonの生みの親。読みやすさを重んじる言語設計で、プログラミングの裾野を大きく広げた。
- グレース・ホッパー1959人間に近い言葉でプログラムを書く道(コンパイラやCOBOL)を切り開いた計算機科学者・海軍軍人。機械語を直接書く時代から、人が読める言語で書く時代への橋渡しをした。
- クロード・シャノン情報理論の父。情報を「ビット」で測る考え方を確立し、現代の通信・計算の理論的土台を築いた。
- ケン・トンプソン1969リッチーとともにUNIXを作り、その前身となるB言語やエディタの原型も手がけたプログラマ。実用的で美しいソフトウェアを生み出す名手として知られ、後にGoogleでGo言語の開発にも関わった。
- ジョン・フォン・ノイマン1945プログラムをデータと同じメモリに置く「ノイマン型」の設計をまとめた数学者。この方式は現在のほぼすべてのコンピュータの基本構造になっている。数学から物理、計算機まで広く足跡を残した万能の天才として知られる。
- ジョン・マッカーシーLispの開発者で、「人工知能(AI)」という言葉を提唱した計算機科学者。AIと関数型言語の双方に大きな足跡を残した。
- スティーブ・ウォズニアック1977Apple IIを一人でほぼ設計したエンジニア。限られた部品で巧妙な回路を組む技に優れ、ハードもソフトも自作する「ハッカー」の理想像とされる。技術そのものを面白がる姿勢は、ものづくりの原点を思い出させる。
- ティム・バーナーズ=リー1989World Wide Webを考案したイギリスの計算機科学者。CERN在籍中にURL・HTTP・HTMLを設計し、それを特許で囲わず無償で公開した。Webが誰のものでもない共有物として広がったのは、この決断によるところが大きい。
- デニス・リッチー1972C言語を作り、UNIXの開発を主導した計算機科学者。彼の作った言語とOSは半世紀後の現在もあらゆる機器の土台で動き続けており、現代のソフトウェアの基礎を築いた人物の一人。
- ドナルド・クヌース1968アルゴリズムの体系をまとめた大著『The Art of Computer Programming』で知られる計算機科学者。組版ソフトTeXの作者でもある。何十年もかけて一つの仕事を磨き続ける姿勢そのものが、技術者の理想として語られる。
- ハワード・エイケン初期の大型計算機Harvard Mark Iの開発を主導した。電気機械式計算機の時代を代表する技術者。
- ビャーネ・ストロヴストルップC++の生みの親。C言語にオブジェクト指向を加え、長くシステム開発を支える言語を作り上げた。
- マーガレット・ハミルトンアポロ計画の飛行ソフトウェアを率いた技術者。「ソフトウェア工学」という言葉を広めたことでも知られる。
- 宮本茂任天堂のゲームデザイナー。マリオやゼルダを生み出し、家庭用ゲームの表現と遊びの設計に決定的な影響を与えた。
- リーナス・トーバルズ1991学生時代にLinuxカーネルを作り公開したプログラマ。世界中の開発者が協力して育てるオープンソース開発のあり方を体現し、バージョン管理システムGitの作者でもある。