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Unicode

ゆにこーど規格1991

世界中の文字を一つの体系で扱うための文字コード規格。日本語・中国語から絵文字まで、あらゆる文字に番号を与えることで、言語をまたいだ情報のやり取りを可能にした。文字化けの時代に終止符を打とうとした試み。

年表

19892月、Unicode作業部会の会合が始まる(後のUnicode Technical Committeeの前身)
1991Unicode Consortiumが正式に設立される

概要

世界中の文字を一つの体系で扱うための文字コード規格。日本語・中国語から絵文字まで、あらゆる文字に固有の番号(コードポイント)を与えることで、言語をまたいだ情報のやり取りを可能にした。

時代背景

作業部会の会合は1989年2月から始まり、1991年にUnicode Consortiumが正式に設立された。会合は当初Xerox・Metaphor・Apple・HPで開かれた。80年代末から90年代初頭は文字コードが乱立し、文字化けが頻発していた時代で、Unicodeはこの混乱を打破するために、ゼロックス・Apple・Microsoftなどのアメリカのテック企業が主導して推進した規格である。

種類・系譜

同時期、国際標準化機構(ISO)は「ISO/IEC 10646」というより大容量の規格を主導していた。両陣営は文字の並び順(規格)を統合することで最終的に合意し、世界に2つの文字コード規格が並び立つ事態を避けた。

現在

Unicodeという統一規格と、UTF-8というエンコード方法が確立したことで、現代のWeb上の文字コードシェアはUTF-8が98%以上を占めるようになった。今では、絵文字も毎年のようにこの規格に追加され続けている。

種類文字コード

関連項目

  • ASCII文字を数値に対応づけるための文字コードの基本規格。アルファベットや記号を7ビットの番号で表す素朴な決まりで、これがあったから機械同士が文字をやり取りできるようになった。今の文字コードもこの上に立っている。
  • UTF-8Unicodeを可変長で表す符号化方式。ASCIIと互換で効率がよく、現在のWebで事実上の標準となっている。
  • CJK統合漢字中国(C)・日本(J)・韓国(K)で由来が同じで形も似た漢字を、Unicode上で同じ番号にまとめたもの。限られた領域に膨大な漢字を収めるための工夫だが、国ごとの字形の違いをめぐって論争を呼んだ。
  • サロゲートペア16ビットでは収まりきらない文字を、2つの16ビットの組み合わせで表すUnicodeの仕組み。これにより表現できる文字数が約111万まで広がり、膨大な漢字や絵文字を扱えるようになった。
  • UTF-16Unicodeを16ビット単位で表す符号化方式。基本的な文字は2バイト、それを超える文字はサロゲートペアという2つの組で表す。WindowsやJava、JavaScriptの内部処理で使われている。
  • EBCDICIBMのメインフレームで使われた文字コード体系。ASCIIとは別系統で、大型機の世界で長く使われ続けた。
  • Shift_JIS日本語をパソコンで扱うために広く使われた文字コード。Windowsや多くの国産ソフトで標準的に使われ、日本のデジタル文書を長く支えた。今もレガシーなファイルや古いソフトの中で出会う、文字化けの背景にもなる規格。

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出典