CJK統合漢字
しーじぇいけーとうごうかんじ概念1991
中国(C)・日本(J)・韓国(K)で由来が同じで形も似た漢字を、Unicode上で同じ番号にまとめたもの。限られた領域に膨大な漢字を収めるための工夫だが、国ごとの字形の違いをめぐって論争を呼んだ。
概要
中国(C)・日本(J)・韓国(K)の漢字で、由来や意味・形が似ているものを、Unicode上で同じコードポイントにまとめたもの。限られたコード空間に膨大な漢字を収めるための設計上の判断だった。
時代背景
Unicodeは当初、全ての文字を16ビット(65,536文字)に収めることを目指していた。漢字の数を大幅に削るため、中国・日本・韓国で意味や形が似ている漢字を同じコードとして扱う統合が行われた。
俗説と実際
この統合は、日本・中国などアジア各国から猛烈な抗議を受けた。同じ字体に見える漢字でも国ごとに字形が違うものは多く、その違いは単なる字体の差ではなく、言語的・文化的に意味のある区別だったためである。技術的な効率化が、文化的な固有性を軽視しているという批判につながった。
現在
激しい論争の末、Unicode側は領域を拡張する仕組み(サロゲートペア)を導入し、対応文字数を約111万文字まで拡大した。これにより、統合を維持しつつも16ビットの枠を超えた領域に膨大な漢字や記号を収められるようになった。
| 分野 | 文字コード |
|---|---|
| 対象 | 漢字 |