OpenGL
おーぷんじーえる規格1992
クロスプラットフォームな2D/3DグラフィックスのAPI規格。ゲームやCADなど幅広い分野で長く使われている。
時代背景
Khronos公式のOpenGL歴史ページによれば、OpenGLはもともと、シリコングラフィックス(SGI)製ワークステーション上の独自グラフィックスAPI「Iris GL」に対する、オープンで再現可能な代替として作られた。OpenGLは当初いくつかの点でIrisGLに似ていたが、正式な仕様と適合性テストが欠けていたことがIris GLを広い採用には不向きなものにしていたという。
概要
マーク・シーガルとカート・アケリーがOpenGL 1.0仕様を執筆し、有用なグラフィックスAPIの定義を形式化しようと試み、SGI以外のサードパーティによるクロスプラットフォーム実装とサポートを可能にした。1.0では「テクスチャオブジェクト」が意図的に省かれていた——IrisGLはマテリアル・ライト・テクスチャ・テクスチャ環境など、あらゆる種類のオブジェクトに定義・バインドの段階を持っていたが、OpenGLはこうしたオブジェクトを避け、段階的な状態変化(ディスプレイリストへのカプセル化が可能)という思想を採用した。この方針は、定義段階を持たないテクスチャオブジェクト(glBindTexture)が後にAPIの重要な一部となった点を除き、現在まで維持されている。