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ネットニュース

ねっとにゅーすWeb文化1980

NNTP/Usenetによる分散型の電子掲示板網。Webより前の時代の議論・情報共有の場で、ネット文化の原型を作った。

時代背景

Usenet(ネットニュース)は1979年後半、デューク大学の大学院生トム・トラスコットとジム・エリスによって創設された。二人はコンピュータサイエンス部門のOSアップグレードで告知ソフトウェアが古くなる状況に直面し、モデム技術の低価格化とUnixの新しいUUCPプロトコルを受けて大学間を接続するソフトウェアを構想した。ノースカロライナ大学の学生スティーブ・ベロビンがスクリプト作成を支援し「netnews」が誕生、「duke」と「unc」が最初の2ホストとなった。後にスティーブ・ダニエルが正式配布用に編集し「A News」と改称、1980年のUsenixカンファレンスで公開。費用対効果の高さからUnix管理者の間で急速に拡大し、A Newsの機能限界から1981年には「B News」が開発された。

日本では

日本語版Wikipediaによれば、1990年代前半は主にJUNETに接続していた研究機関や大学の研究者・学生が議論に参加する場だった。1994年からの一般普及により、fj.news.listsに流される記事だけでも1995年時点で一日約1200件・約3MBに及んだという。日本語ニュースグループのトップカテゴリは「fj」と「japan」だった。2000年代中盤から衰退し、2010年頃にはほぼ消滅状態になったとされる。

関連項目

  • パソコン通信インターネット普及前に、電話回線でホスト局に接続して掲示板やメールを使った通信形態。ニフティサーブやPC-VANが有名。
  • 2ちゃんねる匿名で書き込める巨大掲示板。日本のネット文化の中心地となり、独特の言い回しやアスキーアート、スレッド文化を数多く生んだ。今のネットスラングや掲示板文化の源流の一つ。
  • ARPANETの誕生米国の研究機関を結んだ実験的なネットワーク。複数のコンピュータをつないで通信した初期の試みで、後のインターネットの直接の祖先とされる。今や世界を覆う網の、ごく小さな最初の一歩だった。
  • アスキーアート文字だけで絵を描く表現。掲示板やパソコン通信の時代から発達し、2ちゃんねるのモナーなどネット文化の象徴となった。

関連技術

出典