アスキーアート
あすきーあーとWeb文化
文字だけで絵を描く表現。掲示板やパソコン通信の時代から発達し、2ちゃんねるのモナーなどネット文化の象徴となった。
時代背景
文字を使って絵を描く試みそのものは古く、記録に残る最古の例は1898年、フローラ・ステイシーがタイプライターの文字で蝶を表現したものだとされる。ASCIIコードによるアスキーアートとして知られる最古の例は1966年、ベル研究所のケン・ノウルトンがレオン・ハーモンとの共著『Studies in Perception I』に掲載したものである。
日本では
1980〜90年代、日本のパソコン通信・草の根BBSの時代にアスキーアートは花開いた。1986年6月20日には、若林泰志がアスキーネット上で縦型の顔文字「(^_^)」を作成したという記録がある。これは1982年にスコット・ファールマンが提案した横型の顔文字「:-)」とは異なる、日本特有のスタイルの早い採用例だった。1999年に開設された匿名掲示板「2ちゃんねる」の登場でアスキーアートは大きく発展する。1999年開設の「顔文字板」、2000年開設の「モナー板」、2002年開設の「AA長編板」などから多くの名作AA・AAキャラクターが生まれた。連続する投稿を漫画のコマのように使った物語形式のアスキーアートなど、新しい表現形式も生まれ、作者不詳のオリジナルキャラクター「モナー」をはじめとする独自の文化が形成された。