はてなブックマーク
はてなぶっくまーくWeb文化2005
気になったページをみんなで共有・コメントできる、日本のソーシャルブックマーク。多くブックマークされた記事が注目を集める仕組みで、日本のネット世論や話題の発信源として影響力を持った。技術記事の拡散経路としても定番。
時代背景
はてなブックマークは2005年2月10日にベータ版として公開され、同年8月に正式版が公開された。ブラウザに登録した「ブックマークレット」を起動することで、閲覧中のページをウェブ上に保存できる仕組みとして構想された。
仕組み
複数のユーザーが同じページをブックマークすると、それぞれが付けたコメントやタグが同じページの下に蓄積されていく。コメントは全角100文字(ASCIIなら300文字)まで任意で付けられ、タグも付与できるため、掲示板のようにも使われた。多くのユーザーにブックマークされたページは「最近の人気エントリー」(通称「ホッテントリ」)として一覧化され、被ブックマーク数によって人気度が視覚化される仕組みだった。
| 形態 | ソーシャルブックマーク |
|---|---|
| 運営 | はてな |
関連項目
- ブログ日記や記事を時系列で手軽に公開できる仕組みと文化。HTMLを書けなくても文章を発信でき、個人サイトより気軽に書ける場として広まった。SNSに主役を譲った後も、まとまった文章を残す場所として生き続けている。
- 2ちゃんねる匿名で書き込める巨大掲示板。日本のネット文化の中心地となり、独特の言い回しやアスキーアート、スレッド文化を数多く生んだ。今のネットスラングや掲示板文化の源流の一つ。
- RSSサイトの更新情報を配信するための仕組み。専用のリーダーに登録しておけば、巡回しなくても新着がまとまって届いた。SNSのタイムラインが普及して目立たなくなったが、自分で情報源を選ぶ思想は今も支持されている。
- オンラインソフト全盛期Vectorや窓の杜といった配布サイトを通じて、個人が作ったフリーソフト・シェアウェアが大量に流通した時代。名もない作者の力作が日本中のPCに届いた、この営みが見つめ直したい古い情報技術の宝庫でもある。