ニコニコ動画
にこにこどうがWeb文化2006
動画の上に視聴者のコメントが流れる独特の仕組みを持つ、日本の動画サイト。みんなで同じ動画を見て盛り上がる一体感を生み、ボーカロイドや実況など多くのネット文化の発信源になった。
時代背景
2007年6月、「ニコニコ動画(RC)」公開直前に行われた西村博之(ひろゆき)・中野真氏・鈴木慎之介氏へのインタビューによれば、初期のニコニコ動画は自前で動画を投稿するサイトではなく、YouTubeなど外部の動画にコメントを重ねるサービスとして2006年12月に始まった。開発を担当した中野氏は「自分の頭の中でイメージできる、実際に使われているときの想像って、限界がある」と振り返り、「弾幕」や「字幕職人」といった、開発側が予想していなかったユーザーの行動が生まれたことに感動したと語っている。中野氏は「我々が作ったと言うよりもユーザーが作った部分がすごくある」とも述べている。
文化的な位置づけ
時間の経過とともに、ユーザーの側の意識にも変化が起きたと中野氏は指摘する。「ユーザーが『ニコニコ動画は俺たちのモノだ』という感じになってきて」おり、鈴木氏もユーザー間の自浄作用について「少なからず我々の思わぬところで、こちらもあずかり知らぬ運営みたいなものができてきている」と語っている。鈴木氏によれば、当時のユーザーの平均滞在時間は28分、ヘビーユーザーでは2〜3時間に達するなど、極めて高いエンゲージメントが実現していたという。
| 形態 | コメント付き動画共有 |
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関連項目
- YouTube誰もが動画を投稿・共有できる動画サイト。個人が映像を世界に発信できるようにし、テレビとは違う新しい映像文化と、動画で生計を立てる人々を生んだ。
- 2ちゃんねる匿名で書き込める巨大掲示板。日本のネット文化の中心地となり、独特の言い回しやアスキーアート、スレッド文化を数多く生んだ。今のネットスラングや掲示板文化の源流の一つ。
- MikuMikuDance無料の3Dアニメーション制作ソフト。初音ミク等のモデルを躍らせる動画文化を生み、個人が3D映像を作る裾野を一気に広げた。