mixi
みくしぃWeb文化2004
招待制で広がった日本初期のSNS。日記・足あと・コミュニティ機能で実名に近い交流を生み、ブログとTwitterのあいだの時代を象徴した。後発の海外SNSに押されたが、日本のソーシャル文化の原点の一つ。
時代背景
笠原健治は1997年、東京大学在学中に求人情報サイト「Find Job!」を開設した。1999年6月に有限会社イー・マーキュリーを設立し、同年11月にはオン・ザ・エッヂと共同でインターネットオークションサイト「eHammmer」も手がけている。2004年、米国で流行していたSNS「Friendster」への着想を経て、当時インターン生であったバタラ・ケスマの提案により「mixi」を開設した。同年3月3日に正式オープンし、2004年から2010年までは既存の登録ユーザーからの招待がなければ利用登録できない完全招待制を採っていた。
名前の由来
mixi公式ヘルプによれば、「mixi」は「mix」(交流する)と「i」(人)を組み合わせた造語だという。「ユーザーが友人との関係を通じて刺激を受け合い、既存の友情をより深めること、そして現在の友人関係から新たな友人との出会いが生まれることへの願いが込められている」と説明されている。
| 形態 | SNS |
|---|---|
| 特徴 | 招待制・足あと |
関連項目
- Facebook実名で人とつながることを基本にしたSNS。大学から始まり世界規模に広がり、個人がネット上に「もう一つの社会生活」を持つ時代を作った。SNSという言葉を一般化させた立役者の一つ。
- Twitter(X)短い文章をリアルタイムに投稿・拡散できるSNS。速報や雑談、個人の発信の場として広まり、ネット上の話題の流れ方を大きく変えた。後にXへ改称。
- 個人サイト・アクセスカウンター文化個人が手書きのHTMLで作るホームページと、訪問者数を表示するアクセスカウンターやキリ番文化が花開いた時代。Webがまだ大企業のものではなく、一人ひとりの「部屋」だった頃の手作りの空気が漂っていた。
- ブログ日記や記事を時系列で手軽に公開できる仕組みと文化。HTMLを書けなくても文章を発信でき、個人サイトより気軽に書ける場として広まった。SNSに主役を譲った後も、まとまった文章を残す場所として生き続けている。