BASIC
べーしっく言語1964
初心者向けに設計された、簡単な命令で書ける言語。後に多くの家庭用パソコンが起動するとBASICが立ち上がる仕様になり、子どもや趣味の人が初めて触れるプログラミングの入口になった。マイコン時代の原体験を作った言語。
年表
19645月1日午前4時、ダートマス大学でBASICとタイムシェアリングが同時に誕生
概要
初心者向けに設計された、簡単な命令で書ける言語。「Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Code」の略。ダートマス大学のジョン・ケメニー教授が中心になって生み出した。
時代背景
1964年5月1日午前4時、ダートマス大学カレッジホールの地下室で、ケメニー教授と学生プログラマーが隣り合う端末で同時に「RUN」と入力し、両方とも正しい答えを得た瞬間に、タイムシェアリングとBASICが誕生した。この技術革新により、ダートマスの全学生・教職員がコンピュータを使えるようになり、やがて全米・世界中の人々にも広がっていった。
現在
後に多くの家庭用パソコンが起動するとBASICが立ち上がる仕様になり、子どもや趣味の人が初めて触れるプログラミングの入口になった。2014年4月30日には、ダートマスで「BASIC at 50」の記念式典が開催され、その歴史とインパクトを扱うドキュメンタリーが上映された。上映後の質疑応答には、ダートマスのコンピューティングの先駆者トーマス・カーツも登壇した。
| 用途 | 教育・ホビー |
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関連項目
- FORTRANIBMが開発した、科学技術計算向けの初期の高水準プログラミング言語。それまで機械語やアセンブリで書いていた数値計算を、数式に近い形で記述できるようにした。最初期の言語ながら数値計算の分野では現在も使われ続けている。
- COBOL事務処理向けに作られた、英語に近い構文を持つ言語。金融・行政などの基幹システムで大量に使われ、半世紀以上たった今も現役で動き続けている。「枯れているのに置き換えられない」古い技術の象徴的存在。
- Altair 8800雑誌の表紙を飾り、自作キットとして売られた初期のマイクロコンピュータ。スイッチとランプだけの素っ気ない箱だったが、ホビイストの心に火をつけた。ビル・ゲイツとポール・アレンがこの機械向けにBASICを書いたことで、マイクロソフトの出発点にもなった。
- MSXアスキーとマイクロソフトが提唱した、各社共通仕様の家庭用パソコン規格。安価でメーカーをまたいでソフトが動く統一規格として、子供のプログラミング入門機にもなった。日本発の規格として海外にもファンが多い。
- Visual Basicマイクロソフトが作った、画面を部品で組み立てながらプログラムできる開発環境付き言語。ドラッグ&ドロップでWindowsアプリを手軽に作れたことで、多くの人にプログラミングの入口を提供した。社内ツールの定番でもあった。