Lisp
りすぷ言語1958
ジョン・マッカーシーが考案した、リストを中心に据えた関数型寄りの言語。プログラムとデータを同じ形で扱える独特の設計を持ち、人工知能研究やプログラミング言語論に大きな影響を与えた。多くの方言を生みながら今も生き続けている。
概要
ジョン・マッカーシーが考案した、リストを中心に据えた関数型寄りの言語。プログラムとデータを同じ形(S式)で扱える独特の設計を持つ。
時代背景
マッカーシー自身が1979年に書いた回顧録「History of Lisp」によれば、LISPの前史は1956年夏から1958年夏にかけての期間にあたる。この回顧録は「LISPの実装に貢献した人々への言及が不十分」と著者自身が断りを入れる形で書かれている。
現在
人工知能研究やプログラミング言語論に大きな影響を与え、多くの方言を生みながら今も使われ続けている。
| 考案者 | John McCarthy |
|---|---|
| 特徴 | S式・リスト処理 |
関連項目
- FORTRANIBMが開発した、科学技術計算向けの初期の高水準プログラミング言語。それまで機械語やアセンブリで書いていた数値計算を、数式に近い形で記述できるようにした。最初期の言語ながら数値計算の分野では現在も使われ続けている。
- COBOL事務処理向けに作られた、英語に近い構文を持つ言語。金融・行政などの基幹システムで大量に使われ、半世紀以上たった今も現役で動き続けている。「枯れているのに置き換えられない」古い技術の象徴的存在。
- Emacs拡張性を極限まで追求したテキストエディタ。Lispで自由にカスタマイズでき、メール・ファイル管理・果てはゲームまで動く「エディタを超えた環境」。Vimとの宗教戦争でも知られ、半世紀近く熱心な使い手に支えられている。
- ガベージコレクション使われなくなったメモリを自動で回収する仕組み。LISPで生まれ、JavaやC#などに受け継がれた。手作業のメモリ管理から解放することで、プログラマがバグの一因から離れられるようにした地味だが重要な技術。
- Haskell純粋関数型プログラミング言語。遅延評価と強力な型システムを持ち、研究と実務の両面で関数型の考え方を広めた。
- Prolog論理を記述すると処理系が答えを導く、論理型プログラミング言語。手順を書くのでなく事実と規則を書く独特の発想で、人工知能研究や日本の第五世代コンピュータ計画でも注目された。命令型に慣れた頭には新鮮な異世界。