COBOL
こぼる言語1959
事務処理向けに作られた、英語に近い構文を持つ言語。金融・行政などの基幹システムで大量に使われ、半世紀以上たった今も現役で動き続けている。「枯れているのに置き換えられない」古い技術の象徴的存在。
年表
1959CODASYLでの開発が始まる。グレース・ホッパーが参加
概要
事務処理向けに作られた、英語に近い構文を持つプログラミング言語。「common business-oriented language」の略。
時代背景
1959年、業界横断で使える共通のビジネス言語を開発するための会議体CODASYL(Conference on Data Systems Languages)で開発が始まった。グレース・ホッパーが手掛けたFLOW-MATICなど、既存の英語ベースの言語がベースの一つになっている。多くの人が貢献したプロジェクトだが、ホッパーは設計・コンパイラ開発・普及活動における役割で広く知られている。
現在
1970年代までに「世界で最も広く使われるコンピュータ言語」になったとされ、半世紀以上たった今も金融・行政などの基幹システムで現役で動き続けている。「枯れているのに置き換えられない」古い技術の象徴的な存在として語られることが多い。
| 用途 | 事務・基幹業務 |
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関連項目
- グレース・ホッパー人間に近い言葉でプログラムを書く道(コンパイラやCOBOL)を切り開いた計算機科学者・海軍軍人。機械語を直接書く時代から、人が読める言語で書く時代への橋渡しをした。
- FORTRANIBMが開発した、科学技術計算向けの初期の高水準プログラミング言語。それまで機械語やアセンブリで書いていた数値計算を、数式に近い形で記述できるようにした。最初期の言語ながら数値計算の分野では現在も使われ続けている。
- BASIC初心者向けに設計された、簡単な命令で書ける言語。後に多くの家庭用パソコンが起動するとBASICが立ち上がる仕様になり、子どもや趣味の人が初めて触れるプログラミングの入口になった。マイコン時代の原体験を作った言語。
- Lispジョン・マッカーシーが考案した、リストを中心に据えた関数型寄りの言語。プログラムとデータを同じ形で扱える独特の設計を持ち、人工知能研究やプログラミング言語論に大きな影響を与えた。多くの方言を生みながら今も生き続けている。