Windows 98
うぃんどうずきゅうはちOS1998
Windows 95を改良し、インターネット利用を前提に作られた家庭向けOS。USB対応も進み、家庭でネットに繋ぐのが当たり前になりつつある時代を支えた。多くの人にとって「初めて家でネットをした」OSでもある。
概要
マイクロソフトが1998年6月25日に世界同時発売したOS。Windows 95の改良版として、パフォーマンス・信頼性・使いやすさの向上と、新しいハードウェア・エンターテイメント機能への対応を目的に開発された。マイクロソフト自身の発表では、アプリケーション起動が36%高速化、インターネットアクセスが2〜5倍高速化、ディスク容量が平均28%増加するとされた。米国でのアップグレード版価格は109ドル。
仕組み
USB(ユニバーサル・シリアル・バス)へのネイティブ対応が導入され、マイクロソフト自身が「トースターを差し込むのと同じくらい簡単に追加のハードウェア機器を使えるようにする」と説明していた。ユーザーインターフェースにはInternet Explorerの主要技術が組み込まれ、Web技術を使ったヘルプシステムも採用された。DVDやテレビ放送機能への対応、32ビットアプリケーション対応の拡大も特徴。
現在
USB対応が本格化し、家庭でインターネットに接続するのが当たり前になりつつあった時代を支えたOSとして記憶されている。多くの人にとって「初めて家でネットをした」OSでもあった。
| 開発元 | Microsoft |
|---|---|
| 系統 | 9x系 |
関連項目
- Windows 95スタートメニューやタスクバーを導入し、一般家庭にPCを大きく広げたOS。発売は社会現象になり、インターネットの普及とも重なって「家にパソコンがある」時代の象徴になった。
- Windows XP安定性と使いやすさで広く愛された、マイクロソフトの定番OS。サポート終了後も長く使われ続け、企業や組み込み機器で「なかなか手放せないOS」の代表になった。
- Windows 2000NT系の業務向けWindows。安定性で高く評価され、後のXPへと続くNT系デスクトップの土台となった。
- Windows Me9x系最後の家庭向けWindows。安定性の評判は芳しくなく、短命に終わったが、9x系の幕引きを象徴する。
- BeOSマルチメディア処理を重視して、ゼロから設計された先進的なOS。動作が軽快で熱心なファンを生んだが、商業的には広がらず姿を消した。今もオープンソースの後継(Haiku)として復元・継承が続く、惜しまれたOSの代表。