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Windows XP

うぃんどうずえっくすぴーOS2001

安定性と使いやすさで広く愛された、マイクロソフトの定番OS。サポート終了後も長く使われ続け、企業や組み込み機器で「なかなか手放せないOS」の代表になった。

時代背景

2001年当時、Windowsは家庭向けの「9x系」(Windows 95/98/Me)と、企業・業務向けの安定した「NT系」(Windows NT/2000)という二つの系統に分かれて開発されていた。マイクロソフトは1999年頃、家庭向けの新版(開発コード名「Neptune」)と業務向けの新版(同「Odyssey」)を別々に開発していたが、2000年初頭にこの二つのチームを統合し、両系統を一本化する新プロジェクト「Whistler」として作り直した。この統合の成果が、2001年8月24日に製造工程向けに完成し、同年10月25日に一般向けに発売されたWindows XPである。

概要

マイクロソフトが2001年10月25日に発売したOS。家庭向けの9x系と業務向けのNT系を統合し、コンシューマー向けOSとして初めてNTカーネル(Windows NTの技術基盤)を採用した点が最大の特徴。「XP」は英語の「Experience」に由来する。32ビット版と64ビット版が用意された。安定性と使いやすさを両立し、2006年1月時点で4億本以上が使われていたと伝えられる、マイクロソフトの定番OSとなった。

消えた理由

後継のWindows Vistaは2007年1月に一般向けに発売されたが、Windows XPは長く使われ続けた。公式なサポートは段階的に終了し、通常サポートは2009年4月14日、延長サポートは2014年4月8日に終了した。サポート終了後も、企業システムや組み込み機器などで手放せない現場が残り、長寿命なOSの代表例として語られる。

開発元Microsoft
状況サポート終了(2014)

関連項目

  • Windows 95スタートメニューやタスクバーを導入し、一般家庭にPCを大きく広げたOS。発売は社会現象になり、インターネットの普及とも重なって「家にパソコンがある」時代の象徴になった。
  • Windows 98Windows 95を改良し、インターネット利用を前提に作られた家庭向けOS。USB対応も進み、家庭でネットに繋ぐのが当たり前になりつつある時代を支えた。多くの人にとって「初めて家でネットをした」OSでもある。
  • Mac OS XAppleがUNIXを土台に作り直したMac向けのOS。安定したUNIX基盤と洗練された見た目を両立し、現在のmacOSへと続く長い系譜の起点になった。
  • Windows 7Vistaの反省を踏まえ、安定性と使いやすさで広く支持されたWindows。長く定番OSとして使われ続けた。
  • Windows 2000NT系の業務向けWindows。安定性で高く評価され、後のXPへと続くNT系デスクトップの土台となった。
  • Windows Me9x系最後の家庭向けWindows。安定性の評判は芳しくなく、短命に終わったが、9x系の幕引きを象徴する。

関連技術

出典