Windows Me
うぃんどうずみーOS2000
9x系最後の家庭向けWindows。安定性の評判は芳しくなく、短命に終わったが、9x系の幕引きを象徴する。
概要
マイクロソフトが2000年9月14日に発売した、ホームPCユーザー向けOS。9x系(Windows 95/98の系譜)の最終版にあたり、後継のWindows 2000・XPはNT系に切り替わったため、9x系はこのWindows Meで幕を閉じた。発売時は14言語対応(90日以内に28言語対応予定)で、Compaq・HP・IBMなどのOEMメーカーが新型PCにプリインストールする形で提供された。価格は米国でフル版209ドル、Windows 95からのアップグレード版109ドル、Windows 98からの期間限定ステップアップ版59.95ドル(2001年1月15日まで)だった。
仕組み
マイクロソフトが挙げた主な特徴は4分野。「PCの健全性」では、PCのソフトウェア構成を以前の正常な状態に戻せる「システムの復元」機能や、システムファイル保護・自動更新を搭載。「デジタルメディア」ではWindows Movie Makerによる動画編集、Windows Media Player 7によるメディア管理に対応。「ホームネットワーキング」ではホームネットワーキングウィザードとインターネット接続共有機能の改善に加え、Universal Plug and Play技術が初めて実装された。「オンライン体験」ではInternet Explorer 5.5の技術により印刷プレビュー機能などが向上した。
関連項目
- Windows 98Windows 95を改良し、インターネット利用を前提に作られた家庭向けOS。USB対応も進み、家庭でネットに繋ぐのが当たり前になりつつある時代を支えた。多くの人にとって「初めて家でネットをした」OSでもある。
- Windows 2000NT系の業務向けWindows。安定性で高く評価され、後のXPへと続くNT系デスクトップの土台となった。
- Windows XP安定性と使いやすさで広く愛された、マイクロソフトの定番OS。サポート終了後も長く使われ続け、企業や組み込み機器で「なかなか手放せないOS」の代表になった。
- Windows 7Vistaの反省を踏まえ、安定性と使いやすさで広く支持されたWindows。長く定番OSとして使われ続けた。