Android
あんどろいどOS2008
Googleが主導する、Linuxを土台にしたスマートフォン向けOS。多くのメーカーが採用し、世界でもっとも使われるモバイルOSになった。手のひらの中でLinuxが動いている、という見方もできる。
時代背景
Androidはもともと2003年10月、アンディ・ルービンらが設立したAndroid Inc.という別会社の製品として始まった。Googleは2005年にこの会社を買収し、社内でモバイル向けプラットフォームの開発を続けた。2007年11月5日、Google・T-Mobile・HTC・Qualcomm・Motorolaなど34社が「Open Handset Alliance」という業界団体を結成し、Androidを「最初の本当にオープンで包括的なモバイルデバイスプラットフォーム」として共同発表した。発表では「OS・ミドルウェア・使いやすいインターフェース・アプリケーションからなる統合ソフトウェアスタック」と説明され、最初のAndroid端末は2008年後半に登場すると見込まれていた。
日本では
2007年のOpen Handset Alliance結成発表には、日本からNTTドコモが創業メンバーとして名を連ねていた。日本の携帯電話市場はそれまで各社独自の「ガラケー」文化が強かったが、後にAndroidとiOSの二大プラットフォームがスマートフォンの標準として定着していく起点の一つとなった。
概要
Googleが主導する、モバイル端末向けのOS。中核にはLinuxカーネルが使われており、「手のひらの中でLinuxが動いている」という見方もできる。多くの端末メーカーが採用し、世界でもっとも使われるモバイルOSに成長した。
| 開発元 | |
|---|---|
| 基盤 | Linux |
関連項目
- Linuxリーナス・トーバルズが学生時代に公開したUNIX系のOSカーネル。世界中の開発者が協力して育てるオープンソースの代表例となり、サーバーやスマートフォン(Android)など、いまや見えない所で世界を支えている。
- iOSAppleのiPhone向けOS。指で直接画面に触れる操作を一般に広め、スマートフォンの使い方の標準を作った。アプリを配信するApp Storeとともに、モバイル時代を切り開いた。
- Chrome OSブラウザを中心に据えた、Googleの軽量OS。アプリの多くをWeb上で完結させる発想で、安価なChromebookに搭載され教育現場などに広まった。「PCの仕事はブラウザの中へ」という流れを体現したOS。
- KotlinJetBrainsが開発した、Javaと相互運用できる言語。簡潔で安全に書けることから、GoogleがAndroid開発の推奨言語に採用して一気に広まった。Javaの資産を活かしつつ書き心地を改善した言語。