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Kotlin

ことりん言語2011

JetBrainsが開発した、Javaと相互運用できる言語。簡潔で安全に書けることから、GoogleがAndroid開発の推奨言語に採用して一気に広まった。Javaの資産を活かしつつ書き心地を改善した言語。

概要

Kotlinの開発はJetBrainsによって2010年に始まり、オープンソースとして早い段階から公開されてきた。最初の正式な1.0リリースは2016年2月。JetBrains公式サイトのFAQによれば、開発チームは100人を超えるエンジニアからなり(記載時点の人数)、GitHub上には250人を超える外部貢献者がいるという。設計にはJavaC#JavaScriptScala・Groovyといった既存言語からの影響があるとされ、オブジェクト指向と関数型の両方の構文を持ち、両方のスタイルで書いたり混ぜたりできる言語として位置づけられている。

現在

2017年5月17日、GoogleのAndroidチームは公式ブログで「Kotlin言語への正式なサポートを追加することを発表する」と述べ、AndroidにおけるKotlinの第一級言語としてのサポートを開始した。発表文では「Kotlinは見事に設計された成熟した言語であり、Android開発をより速く、より楽しいものにすると信じている」とし、Expedia・Flipboard・Pinterest・Squareなど複数の大手開発者がすでに本番アプリで採用していることも紹介された。同時にKotlinプラグインはAndroid Studio 3.0に標準で同梱されるようになり、JetBrainsとの協業でKotlinを非営利財団に移管する取り組みも発表された。

名前の由来

Kotlinという名前は、サンクトペテルブルク近郊のフィンランド湾に浮かぶロシアの島「コトリン島」に由来するとされる。Kotlinの元リードデザイナーであるAndrey Breslav氏は、Javaがインドネシアのジャワ島にちなんで名付けられたのに倣い、島の名前をつけることにしたと述べたとされる(Wikipedia記載。単独出典であり本人一次資料での直接確認は未了)。

開発元JetBrains
用途Android・サーバー

関連項目

  • Javaサン・マイクロシステムズが開発した、「一度書けばどこでも動く」を掲げた言語。仮想マシン上で動く仕組みで環境差を吸収し、企業システムやAndroidアプリの基盤として広く普及した。
  • AndroidGoogleが主導する、Linuxを土台にしたスマートフォン向けOS。多くのメーカーが採用し、世界でもっとも使われるモバイルOSになった。手のひらの中でLinuxが動いている、という見方もできる。

関連技術

出典