Windows 95 発売
うぃんどうずきゅうごーはつばい出来事1995
深夜の行列まで生まれた社会現象級のソフト発売。GUIとインターネット接続を一般家庭へ一気に広め、「パソコンを家で使う」ことが当たり前になる転機となった。コンピュータが特別な機械でなくなっていく境目の年。
時代背景
Windows 95は1995年8月24日、英語版が12カ国で先行発売された。初日の出荷は40万本に達し、発売からわずか4日で北米だけで100万本が販売された。マーケティングは約10億ドル規模という異例の大きさで、Microsoftは初日だけで7億2000万ドルの売上を見込んでいたという。米国ではエンパイア・ステート・ビルがWindowsロゴの配色でライトアップされ、カナダのトロントではCNタワーに100メートルの垂れ幕が掲げられた。英国最大手のPC小売チェーンPC Worldでは深夜0時に開店する店舗が相次いだ。プロモーションではローリング・ストーンズの1981年の楽曲「Start Me Up」が、新しい「スタート」ボタンにちなんで大々的に起用され、Microsoftの支払額をめぐっては8〜1400万ドルとの噂も出たが、同社はこれを否定し約300万ドルだったと主張している。
日本では
日本語版は1995年11月23日(勤労感謝の日)にリリースされた。秋葉原では11月23日になった瞬間に深夜販売を始める店が多く、業界関係者や報道陣を中心にお祭り騒ぎの様相を呈し、発売当日に秋葉原を訪れた人は2万人以上だったとも言われている。このタイミングで大量のテレビコマーシャルが流されたことも、社会現象的な盛り上がりに貢献した。