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GUI

じーゆーあい概念1973

アイコンやウィンドウを画面に表示し、マウスなどで直感的に操作する仕組み。ゼロックスのパロアルト研究所で原型が作られ、MacやWindowsで一般化した。コマンドを打つ世界から、見て触れる世界への大きな転換点。

年表

1973Xerox PARC研究者らがXerox Altoの開発を進める。高解像度ディスプレイ・マウス・PARC開発のイーサネットを備えた

概要

アイコンやウィンドウを画面に表示し、マウスなどで直感的に操作する仕組み。ゼロックスのパロアルト研究所(PARC)で原型が作られ、MacやWindowsで一般化した。コマンドを打つ世界から、見て触れる世界への大きな転換点になった。

時代背景

Xerox PARCの研究者たちは、Xerox Alto(アルト)というコンピュータのために新しいハードウェアとソフトウェアを開発し、以降数十年の個人向けコンピュータのモデルを作り上げた。Altoは高解像度ディスプレイ・マウス・PARCが開発したイーサネットのネットワーク機能を備えていた。Alto向けに開発されたプログラミング言語・グラフィカルユーザーインターフェース・印刷・グラフィックス・ワープロ・ネットワーキング・電子メールといったソフトウェアの数々は、広く深い影響を与えた。

種類・系譜

Altoが切り開いた概念は、その後Apple(Lisa・Macintosh)、Microsoft(Word・Windows)、Adobe(PostScript)、3Com(イーサネット)、IBM(Personal Computer)といった企業に取り込まれ、パーソナルコンピューティングの未来を劇的に変えていった。それ以前のコンピュータ市場は高価なメインフレーム・ミニコンピュータと、文字ベースの「無表情な」端末が主流で、文書作成には異なるフォントや書体を表示することも、図を描くこともできなかった。

現在

AltoのGUIの考え方は、その後のMacやWindowsを経て、今日のあらゆるコンピュータ・スマートフォンの基本的な操作体験の土台になっている。

分野ユーザーインターフェース
起源Xerox PARC

関連項目

  • Macintosh System (Classic Mac OS)Appleが初代Macintosh向けに作ったGUI中心のOS。マウスとアイコン、デスクトップという操作を一般に広めた先駆けで、その後のパソコンの使い方の標準を形づくった。Mac OS Xへの移行まで長く使われた。
  • マウス画面上のポインタを動かす入力装置。ダグラス・エンゲルバートが公開デモで世に示し、後にゼロックスやAppleがGUIと組み合わせて普及させた。キーボード以外でコンピュータを操る、直感的な操作の入口を開いた。
  • Smalltalkゼロックスのパロアルト研究所で生まれた、純粋なオブジェクト指向言語。すべてをオブジェクトとメッセージで表す思想と、開発環境そのものを内包する発想は後世に大きな影響を与えた。GUIやIDEの原型ともつながっている。

関連技術

出典