関係データベース
データを表(テーブル)の形で整理し、互いの関係をたどって扱うデータベースの方式。エドガー・コッドが理論を示し、SQLとともに業務システムの標準になった。半世紀にわたりデータ管理の土台であり続けている。
年表
概要
データを表(テーブル)の形で整理し、互いの関係をたどって扱うデータベースの方式。エドガー・コッドが理論を示し、SQLとともに業務システムの標準になった。半世紀にわたりデータ管理の土台であり続けている。
時代背景
1970年、IBMサンノゼ研究所のE. F. Codd(エドガー・F・コッド)が論文「A Relational Model of Data for Large Shared Data Banks」を発表した。この論文は1969年9月に受理され、1970年2月に改訂されたのち、Communications of the ACM誌の1970年6月号(第13巻6号)に掲載された。論文の冒頭でCoddは、「大規模データバンクの将来のユーザーは、データが機械の中でどう組織化されているか(内部表現)を知る必要から守られなければならない」と述べ、当時主流だった木構造やネットワーク型のデータモデルの限界を指摘した。
種類・系譜
Coddはn項関係(n-ary relations)に基づくモデル、データベース関係の正規形、そして「普遍的なデータ副言語(universal data sublanguage)」という概念を提案した。これが後にSQLをはじめとする関係データベース言語の理論的な土台になった。
現在
Coddの関係モデルは、その後関係データベース管理システム(RDBMS)の定義的なモデルとして広く受け入れられた。IBMがこの提案を実際の製品にするまでには8年かかったとされるが、以降半世紀にわたり、業務システムのデータ管理の標準であり続けている。
| 分野 | データ管理 |
|---|---|
| 提唱 | E. F. Codd |
関連項目
- SQL関係データベースを操作するための問い合わせ言語。欲しいデータを「どう取るか」でなく「何が欲しいか」で書ける宣言的な記述が特徴。半世紀近く使われ続け、データを扱う仕事の共通言語として今も現役の代表格。