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XML

えっくすえむえる規格1998

タグで構造を表すデータ記述言語。設定や文書、データ交換に広く使われ、多くの派生規格を生んだ。

時代背景

W3Cの公式プレスリリースによれば、1996年初頭のHTMLは「成長の痛み」に直面していた。異なるWebコミュニティがそれぞれ独自の方向への拡張を求め、業界固有のマークアップ・ベンダー中立的なデータ交換・メディアに依存しない出版といった要求が生まれていた。W3Cは1996年5月にXMLプロジェクトを立ち上げ、Adobe・Microsoft・Netscape・Sun・HP・IBM・Lotusなど、構造化文書分野のベテランとWebの開拓者という「独特な組み合わせ」からなるワーキンググループで開発を進めた。議長のジョン・ボザックは、強力なライバル同士が共通の利益のためにオープンな標準で協力したことを「顕著な協力の実証」だったと評している。

概要

XML 1.0は1998年2月10日、Web上での「Extensible Markup Language(拡張可能マークアップ言語)」に関する初の公式W3C推奨仕様として発表された。仕様書の編者はジーン・パオリ(Microsoft)・ティム・ブレイ(Textuality)・C・M・シュパーバーグ=マックイーン(Text Encoding Initiative編集長)の3名で、プロセスの統括はW3Cのアーキテクチャエリアリーダーだったダンコノリーが務めた。

関連項目

  • JSON軽量なデータ交換フォーマット。JavaScript由来の素直な記法で、Web APIのデータ受け渡しの定番となった。
  • SVG拡大しても劣化しないベクター画像のXML形式。Web上の図やアイコンに広く使われる。
  • HTMLWebページの構造を記述するためのマークアップ言語。見出しや段落、リンクや画像をタグで表す素朴な仕組みで、誰でも書ける手軽さがWebの爆発的な普及を支えた。今もWebの土台として進化を続けている。

関連技術

出典