リーマンショック
りーまんしょっく出来事2008
世界的な金融危機。コスト削減の流れがクラウドやオープンソースの普及を後押しし、自前で重い設備を持たない身軽な開発スタイルが広がる背景にもなった。経済の動きが技術の選択に影響した一例。
概要
2008年9月15日、投資銀行リーマン・ブラザーズが連邦倒産法第11章を申請し経営破綻した。1850年創立の名門銀行だったが、サブプライムローンの積極的証券化を推し進めた結果アメリカ五大投資銀行グループ第4位にまで上り詰めていた。破綻前、不良なサブプライムローン債権が金融機関の抱える証券化された不動産担保証券にどれだけ混じっているかは極めて分かりにくく、市場に疑心暗鬼をもたらしたことが、複数の金融機関による買収交渉の失敗につながったという。負債総額約6000億ドルというこの破綻は、アメリカ合衆国の歴史上最大の企業倒産となり、世界連鎖的な信用収縮を招いた。結果として1929年の世界恐慌以来の大不況が発生した。
日本では
日本では「リーマン・ショック」という和製英語が通称となっているが、英語圏では「the financial crisis of 2007–2008」など異なる呼称が一般的である。
関連項目
- ITバブル(ドットコムバブル)インターネット関連企業に投資が殺到し、やがて崩壊した経済現象。Webへの過剰な期待と失望が入り混じった時代で、この頃に生まれ消えていった無数のサービスやソフトが、ネット黎明期の空気を今に伝える。