スーパーファミコンの正式名称は? ファミコンとの違いも解説
「スーパーファミコン」の正式名称、正しく言えますか? ファミコン=ファミリーコンピュータから類推すると多くの人が間違えます。略称が正式名称になった理由を解説します。
はじめに
事の発端は、私が「スーパーファミコン」の正式名称を「スーパーファミリーコンピュータ」だと勘違いしていたことから始まりました。
「ファミコン」が「ファミリーコンピュータ」なら、「スーパーファミコン」が「スーパーファミリーコンピュータ」であってもおかしくない。そう思いませんか?
……というだけの、ただそれだけの記事です。
ついでに、関連して思い出した「ポケモン」の正式名称に関するお話もしてみようと思います。
スーパーファミコンの正式名称が紛らわしい
「スーパーファミコン」の正式名称は「スーパーファミリーコンピュータ」ではありません。 「スーパーファミコン」の正式名称は「スーパーファミコン」です。
うきよはしっかりと勘違いして生きていました...
だって、「ファミコン」の正式名称は「ファミリーコンピュータ」じゃないですか。
ファミコンとスーファミの名称をまとめる
まずは、ファミコンとスーファミの名称を整理してみましょう
ファミコン
正式名称:ファミリーコンピュータ 略称:ファミコン、FC
スーファミ
正式名称:スーパーファミコン 略称:スーファミ、SFC
ですよね。
余談として、外国ではファミコンを「Nintendo Entertainment System(略:NES)」という名称で販売していたり、スーファミを「Super Nintendo Entertainment System(略:SNES)」という名称で発売したりしているのですが、細かい情報はさておき。
スーパーファミコンの正式名称がスーパーファミリーコンピュータではない理由
シンプルです。
初代「ファミリーコンピュータ」が発売された後、世間では「ファミコン」という略称が爆発的に広まり、完全に一つの固有名詞やブランドとして定着しました。
そのため、任天堂は次世代機を発売する際、あえて「ファミリーコンピュータ」というフルネームを使わず、すでに浸透しきっていた「ファミコン」という言葉を公式名称として採用したという身もふたもない話です。
少し事情が違いますが、実は略称が正式名称となった有名な事例が他にもあります。
世界では 「Pokémon」が正式名称となっている
ポケモンファンに朗報です。外国の人に好きなゲームシリーズは?と聞かれたときは迷わず「ポケモン」と答えましょう。なぜならそれで通じるからです。
それでは、なぜポケモンが正式名称になっているのか。
商標トラブルを避けるため
「Pocket Monsters」をそのまま海外で使うと、商標の問題に引っかかってしまう懸念があったと言われています。よく挙げられるのが、アメリカに「Monster in My Pocket(ポケットの中のモンスター)」という玩具シリーズがすでに存在していた、という話です(※これが直接の理由かどうかは諸説あり、はっきりした公式の説明があるわけではありません)。
いずれにせよ、商標まわりのリスクを避けるため、「それなら日本ですでに定着している略称『Pokémon(ポケモン)』を正式名称として世界展開してしまおう」という形に落ち着きました。
結果として、
-
日本:「ポケットモンスター」が正式名称(「ポケモン」は略称)
-
海外:「Pokémon」が正式名称
という形で世界に浸透していくことになります。
名称に関して他にもいろいろ
- なぜ「e」の上に記号(アキュート・アクセント)があるのか?
- ブランド名をめぐって、後年いくつかの商標トラブルや法的な話があったとされること(このあたりは裏取りが必要なので、改めて調べてから書きます)
等々「ポケモン」の名称に関しては色々と歴史や面白い話があるのですが、これらはまた別の機会にまとめようと思います。
とにかく「スーパーファミコン」は正式名称
「スーパーファミコン」の正式名称は「スーパーファミリーコンピュータ」ではなく、「スーパーファミコン」の正式名称は「スーパーファミコン」である。これだけは絶対に覚えておきましょう。